主将:石田 力哉
主将になった昨年の1月、4回生で今年の目標を決めることになった時、すぐ「日本一」が頭に浮かびました。批判の声もありましたが最後は皆が納得し「日本一」へ向かってスタートしました。ただ、秋季リーグの序盤ではふがいない試合ばかりが続き、このままでは日本一どころか立命、京大にも負けてしまうのではないかといった不安も頭によぎりました。立命戦前、4回生は窮地に立ち必死で毎日を送り、その結果10−6で勝つことができました。勝った瞬間、思わず喜びを全身で表してしまいました。主将らしからぬこの行為が、甲子園ボウルまでの油断につながったと個人的に非常に反省しています。甲子園後からライスまでの日は、自分にとって非常に充実した毎日であったと思います。後輩たちには申し訳ありませんが、新鮮で楽しくて仕方がありませんでした。悩む事も多かったのですが、悩んだ分自分なりに考え、コーチや同じ4回生にそれを打ちあけることで、試合までには吹っ切れました。
ライスでの勝利で、我々のフットボールが正しかった事を証明できたと思います。また、1年間やってきた事が間違っていなかった事を実感できました。そして、我々の名前がファイターズの歴史に刻めた事に誇りを持ち、支えてくれた監督、コーチ、スタッフ、両親、4回生、下級生に非常に感謝しています。