日本体育大学戦レポート

 春の第2戦「FLOWER BOWL」、対日本体育大学戦。オフェンスはQB出原からWR福井などへのパスで敵陣深く攻め込み、RB田中のランで先制TDを奪う。第2Qに入っても、RB岸の中央をつく65yds独走TDなどで得点を重ねる。順調に得点を重ねるものの反則が多く、リズムをつかみきれない試合展開の中、オフェンスのファンブルを日体大にリターンTDされてしまう。キックオフリターンでのRB田中のビックリターンなどで何とか流れをつかもうとするが、なかなかリズムがつかめない。ディフェンスもDL今東、LB平郡などがQB SACKを連発するものの、第2Q、日体大RB杉原にオープンを77yds走られ、TDを許してしまう。嫌なムードの中、前半を27−12で折り返す。
 後半に入っても、ディフェンスは日体大オフェンスにドライブを許し、TDこそ防ぐものの、2本のFGを許してしまう。オフェンスもRB岸のラン、QB河野のパスをことごとくと止められ、なかなか得点できない。第4Qに入り、RB三浦の41ydsTDラン、ディフェンスもセーフティーを奪い、34−24で勝利した。
 試合開始からなかなかリズムをつかめないまま、オフェンスは独走などで流れを引き寄せかけても反則で自ら崩してしまい、ディフェンスはSACKなどで盛り上がるも一発TDを許してしまうという、結局最後まで流れをつかめないまま試合終了を迎えた。得点差などよりも、反則、ファンブルなどの細かいミスが初戦から改善されておらず、次の京大戦に向けて大きな課題を残す結果となってしまった。