明治大学戦レポート

 2003年6月1日、第17回横浜ボウル、対明治戦が行われた。オフェンスは、普段あまり試合に出ることがなかった若手選手が多数起用された。QB14河野率いるオフェンスは、第1プレーからRB12吉岡(泰)のゾーンプレーで大きくゲインし、その後もランプレー中心にドライブを重ねる。WR19岸(千)へのパスでゴール前で攻めるとRB12吉岡が持ち込みTD。K11小笠原のキックも決まり7−0と先制する。明治オフェンスは京大のように中央のランプレー中心に攻めてくるが、KGディフェンスの素早い集まりの中、なかなかドライブが出来ず前半を7−0で折り返す。
 後半に入ってもWR19岸、83萬田へのパス、RB12吉岡のランを中心に着実にドライブを重ね、RB43堀口が持ち込みTD。キックも決まり14−0とする。第4Qに入り、86岩城のパントでのビックリターンなどが飛び出すも、得点には結びつかず14−0で終了した。
 多くの選手に試合出場の機会が与えられ、各自自信をつけ、また新たな課題を見つけることが出来ただろう。そして選手自身が新たに練習に取り組むことにより、選手層の充実につながる。今後、そして秋のシーズンを戦い、勝ち抜くにあたり、選手層の充実は大きな一つの要素となるのである。