関西大学戦レポート

  第2戦、春にも一戦交えた関西大学との試合。第1Q、ボールが手につかない関大はファンブルを繰り返す。この好機を生かし、QB出原がWR中島へロングパスを通すも反則でTD取り消しに。先制のチャンスを逃してしまった。しかしその後関学は、ランプレー中心にボールを運びK中野のFGに結びつけ、得点をあげる。次のシリーズではRB岸、出原のランで関大陣内に攻め込むもエンドゾーンは遠く、またもFG止まり。6−0で前半を折り返した。
 後半、一進一退の攻防が続く中、着実にファーストダウンを更新しつつあった関大に46ydsのTDパスを決められ、逆転を許してしまう。何としてもTDが欲しい関学オフェンス。勝負強いWR美濃部へのパス、RB田中のランで反撃、最後はQB出原が持ち込むも、再びの反則でTD取り消しに。続くゴール前1ydの攻撃でも関大の厚いディフェンス陣にゲインを奪えず、ラストダウンギャンブルの攻撃も反則で5ydsの罰退。FGトライで逆転を試みるも失敗に終わる。結局そのまま試合終了。6−7、第2戦目にしてまさかの敗北を喫した。
 初戦の勝利によって安心してしまったのか、安堵感のただようチーム状況の中、一敗を喫してしまったわけである。しかし今年の目標「打倒立命」に向けて歩み続けることに変わりはなく、挑戦者として今後の戦いを戦い抜く決意を新たにチーム全員が再びスタートを切った。