同志社大学戦レポート

  2003年秋の開幕戦。初戦という極度の緊張からか、試合開始直後QB出原の投じたパスは同志社DB仲田にインターセプトされてしまう。しかしその後の同志社攻撃シリーズはLB池谷の好タックルなどによりほとんどゲインを許さず関学オフェンスに。先制はKG。FGながらK中野が42ydsのキックを危なげなく決め3−0。
 第2Q、同志社QB水野に54ydsを独走されTDを許すが、その後関学はTE宗助、WR多田・福井に着実にパスをヒットさせ、最後はRB田中がエンドゾーンに持ち込みTD。続く攻撃シリーズでもWR中島・RB岸などの活躍によりTDを積み重ねていく。またこの日はK中野の好キックに加えキッキングチームの迫力十分のプレーにより、ゴール前90yds、99ydsとディフェンスを助ける。そしてそれに答えるかのようにDL横田・中野、DB河合らが好タックルを連発、DB草野も鮮やかなパスカットを見せ、同志社の追随を許さない。試合終了直前、同志社RB奥野にTDを奪われるも48−14で開幕戦を勝利で飾った。
 オフェンス、ディフェンスとも多くの課題を抱えながらも幸先の良い勝利で秋のリーグ戦のスタートを切った。